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更新日: 2026年9月24日
書籍『脳が認める外国語勉強法』感想|発音・翻訳しない・SRSの3つの鍵
ガブリエル・ワイナー著『脳が認める外国語勉強法』の感想。発音から学ぶこと、翻訳を介さず意味と結びつけること、SRSで思い出す学習を続ける方法を振り返ります。
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こんにちは、Dancing Shigekoです!
外国語を覚える順番から見直す一冊。
今回は書籍『脳が認める外国語勉強法』を紹介します!
基本情報
- 著者:ガブリエル・ワイナー
- 訳:花塚恵
- 出版社:ダイヤモンド社
- 出版年:2018年
- ページ数:417ページ
本書の内容
多言語を効率よく身につけるための考え方と、具体的な学習方法を紹介する。発音、単語、文法、記憶の仕組みを順に扱い、母語へ翻訳する学習から離れる方法や、SRSを活用して復習する方法が説明されている。
・最初に発音を学ぶ
本書が示す最初の鍵は、外国語学習の初めに発音を身につけること。文字と音の関係が分からないまま単語を覚えると、頭の中に誤った音が残り、その後に聞き取りや発話で苦労することになるのだと思う。
ただ、どの程度までできれば「発音を学んだ」と言えるのかは気になった。文字を見ておおよその音が分かり、聞いた音から文字を想像できる状態を、最初の目標にすればよいのだろうか。完璧な発音を求めて先へ進めなくなるより、音と文字を結びつけてから語彙を増やすという順番を意識したい。
発音は話すためだけではなく、聞き取るための土台でもある。語学学習で音声を聞いても分からない時、単語を知らないのではなく、知っている文字と実際の音が結びついていない可能性もある。最初に発音へ時間を使うという提案には納得できた。
・翻訳せずに意味と結びつける
二つ目の鍵は、学びたい言葉をいちいち日本語へ翻訳しないこと。単語を日本語の訳語だけで覚えるのではなく、画像や状況、感覚と直接結びつける。そうすれば、外国語を聞いてから日本語へ置き換える時間が減り、意味をそのまま受け取れるようになるのだと思う。
教材として、基本的な文法書と会話表現集を用意し、必要に応じて頻出単語集、発音ガイド、母語の訳がある辞書、学習言語だけで書かれた辞書を使う方法も紹介されている。例外を細かく網羅した文法書より、基本を分かりやすく説明するものが向いているという考え方も参考になった。
最初から外国語だけで理解するのは難しい。それでも、すべてを日本語に置き換えようとせず、写真や場面を使って意味をつかむ練習を少しずつ増やすことならできそう。教材を集めることより、どのように使うかを決めることが大切だと感じた。
・SRSで「思い出す」を繰り返す
三つ目の鍵は、SRSを使った分散学習。記憶を定着させるには、同じ内容を眺め続けるより、自分の頭から答えを思い出すことが重要だという。忘れかけた頃に問題が再び出てくる仕組みを使えば、復習の間隔を自分で管理する負担も減らせる。
本書で紹介される記憶の考え方からは、楽に続けること、思い出すこと、忘れる直前に復習すること、画像など既にある記憶と結びつけることがポイントだと受け取った。正解だけを追い求めると学習が苦しくなるが、ゲームのように思い出す回数を重ねるなら続けやすい。
発音から始め、翻訳を減らし、SRSで思い出す。すべてを一度に完璧にするのではなく、この三つを普段の学習へ少しずつ取り入れたい。外国語への興味を保ちながら、自分に合う覚え方を考えるきっかけになった一冊でした!
それでは、また次回!