こんにちは、Dancing Shigekoです!

休む前に、今の疲れを知ることから。

今回は書籍『休息する技術』を紹介します!

基本情報

  • 著者:菅原道仁
  • 出版社:アスコム
  • 出版年:2025年
  • ページ数:207ページ

本書の内容

疲れが生まれる原因と、心身を回復させる方法を紹介する。疲労を一種類として扱うのではなく、体の疲れ、自律神経の疲れ、心の疲れに分け、それぞれに合った休み方を考えていく一冊。

・疲れを三つに分けて考える

疲れには体の疲れと脳の疲れがあり、脳の疲れはさらに自律神経の疲れと心の疲れに分けられるという。これまでも体と頭の疲れは別のものだと感じていたが、脳の疲れにも違いがあるという視点は持っていなかった。

仕事を終えた時にぐったりしていても、体を使いすぎたとは限らない。判断を繰り返して自律神経が疲れているのか、人間関係や心配事で心が疲れているのかによって、必要な休み方は変わるはず。横になればすべて解決するわけではない理由も、ここにあるのだと思う。

まずは「疲れた」で終わらせず、どこが疲れているのかを少し考える。原因を細かく言葉にできれば、運動する、静かに過ごす、誰かと話すなど、その時に合う行動を選びやすくなりそうだ。

・回復習慣を全部やろうとしない

本書では、自分を許す、睡眠へ投資する、朝食を取る、運動する、自然に触れる、10分休憩する、脳に良い行動を続けるという七つの回復習慣が紹介されている。どれも特別な道具を必要とせず、日常生活の中で試せる内容だった。

ただ、七つすべてを一度に始めようとすると、それ自体が新しい負担になりそう。休むための習慣なのに、できなかった自分を責めるようになれば逆効果だと思う。今の自分に必要なものを一つ選び、小さく続けるのがよいのだろう。

例えば、昼間に10分だけ仕事から離れる、少し歩いて自然を見るといった方法なら取り入れやすい。回復を休日だけに任せず、一日の中に短い休息を置くという考え方が大切だと感じた。

・まず睡眠から見直す

日中に強い眠気を感じるなら、睡眠時間が不足している可能性があるという。疲れを感じた時、特別な回復方法を探したくなるが、土台となる睡眠が足りなければ、他の工夫だけで補うのは難しいのだと思う。

朝食も、一日の活動を始めるためのエネルギーとして紹介されている。どのくらい食べればよいかは生活や体調によって違うだろうが、睡眠と朝食を後回しにして、仕事の効率だけを上げようとするのは順番が逆なのかもしれない。

疲れの種類を見極め、できる回復習慣を一つ選び、まず睡眠を整える。休息は何もしない時間ではなく、次に動くための準備だと考え直すきっかけになった一冊でした!

それでは、また次回!