こんにちは、Dancing Shigekoです!

頭の中にある世界を、歌とダンスで現実へ変えていく創作への情熱。

今回は映画『Michael/マイケル』を紹介します!

基本情報

  • 原題:Michael
  • 監督:アントワーン・フークア
  • 脚本:ジョン・ローガン
  • 製作:グレアム・キング、ジョン・ブランカ、ジョン・マクレーン
  • 配給:ライオンズゲート・フィルムズ、キノフィルムズ
  • 上映時間:127分

登場人物

マイケル・ジャクソン:ジャファー・ジャクソン
ジャクソン5でデビューし、やがてソロで自分の音楽を表現しようとする。

ジョセフ・ジャクソン:コールマン・ドミンゴ
マイケルの父親であり、家族のマネージャー。

ジョン・ブランカ:マイルズ・テラー
マイケルが雇う弁護士。

作品の内容

ジョセフは子どもたちを厳しく指導し、ジャクソン5を成功へ導く。家族で活動を続ける中、成長したマイケルは、自分の中にあるアイデアを自由に形にしたいと考えるようになる。

父親の方針と衝突しながらソロ活動へ踏み出したマイケルは、歌、ダンス、映像を組み合わせ、これまでにない表現を追求していく。

・あふれ出す創作意欲

最も印象に残ったのは、マイケルが自分のアイデアを話す時の表情だった。作りたい音楽や見せたい世界が次々とあふれ、それを早く形にして届けたいという気持ちが伝わってくる。

思いつきを語るだけではなく、曲を聴いてもらい、ダンスと歌を組み合わせ、映像として完成させるところまで動く。自分が描いた世界を共有できる形へ変えるため、周囲を巻き込みながら試し続けていた。

才能だけで作品が生まれるのではない。何を届けたいのかを明確に持ち、実現するまで手を動かす。その創作への熱量が、見る人を引きつけたのだと思う。

・父が開いた道と越えられなかった壁

父ジョセフの厳しい指導が、家族を貧困から抜け出させ、マイケルが世に出る最初のきっかけを作った。その点では、父親の存在なしに成功はなかったのだと思う。

一方で、マイケルが自分の表現を求め始めても、ジョセフは家族という形にこだわった。子どもを成功させる力はあっても、その子が自分の道を選ぶ段階で手を離せなかった。

親ができる最後の役割は、子どもの選択を信じることなのかもしれない。最初の道を開いた父親だからこそ、自由に進むことも認めてほしかったと感じた。

・マイケルが音楽に残した世界

映画では、歌だけでなく、全員の動きがそろったダンスや物語性のある映像を通して、マイケルが独自の世界を作っていく過程が描かれる。曲を聴かせるだけでなく、見る体験へ広げたことが大きかったのだと思う。

動物と暮らす姿、入院中の子どもを見舞う姿、ファンへ応える姿からは、ステージとは別の一面も見える。それでも中心にあるのは、音楽を通じて多くの人へ何かを届けたいという思いだった。

彼が歩いた道は、その後のアーティストや音楽映像の表現にも影響を残している。マイケル・ジャクソンの偉大さと、創作へ注いだ情熱を改めて感じられる作品でした!

それでは、また次回!